クレヨンしんちゃん オラと博士の夏休みクリアしたので評価レビュー 感想語っていきます

 

 

ハロー!梅雨も明け、夏真っ盛りの今日この頃、2021年7月15日発売のゲーム。

クレヨンしんちゃん『オラと博士の夏休み』~終わらない7日間の旅~ クリアした感想とプレイして感じたことを話していこうと思う。

f:id:naoki-naoki-game:20210719032429j:plain

今作は、ひろしのお仕事で九州出張でアッソーの町についていく事になった野原家。

仕事場近くにみさえの古い友達の家があり、7日間そこで、しんちゃんを操作し寝泊りしながら、田舎で虫取りや釣り、恐竜バトル、山菜取り、店のおつかい、新聞社の発展&お姉さんとデート、野菜畑の管理、そしてアッソーの秘密を解き明かすなどをこなしていく作りとなっている。

 

近い作品で例えると、【ぼくのなつやすみ】シリーズだと思う。

これだけ聞くとぼくのなつやすみは、夏休み最後まで丸々プレイできるのに対し、クレヨンしんちゃんは7日間だけ!?少なっ!!って思うかもしれない...

そこは大丈夫!タイトルにもある通り、終わらない7日間の旅で、同じ7日間を何度も繰り返すことになるからだ。

 

でもこれは、ゲームを作りこむ時間が足りないから、こうゆう仕様にしたのかわからないが、個人的には、BAD評価を付けたい。

理由としては、当然同じ1週間を繰り返すことになるので、登場キャラたちの会話も、同じ会話を何度も聞かないといけない!いや...これは地味にキツイ...

もちろん2週目の1週間、3週目の1週間と若干の会話の変化があるシーンもあるが、日常会話は、基本一緒なので辛い。

あと、日常会話も成り立ってないシーンが目立つ、キャラの問いに対し、話し相手が返答を返さないで終わるシーンが結構ある...???ってなるよ。

 

更に7日間という短い期間の繰り返しなのに、イベントが少ない...まあ自由に田舎の町の暮らしをさせるために少なめにしたのかもしれないが、普通にプレイをして、全体のクリアする総プレイ時間11~12時間程度なことも考えると、やはりボリューム不足だったことは否めない。

 

1日のサイクルは、の3パート時間経過で進めていくのだが、夜することがなさすぎる...行ける範囲も制限されているし、時間も初期設定の普通の時間の流れにしていても、すぐ寝る時間になるので、やることがない。あるキャラが夜に出前をしんちゃんにお願いするのだが(出前をこなすとゲーム内目標をクリアできる)やることはそれをこなすくらいだろう(笑)

 


操作性に関しても、BAD評価を付けたい。まず操作して走らせ、画面の切り替わり地点に到達すると次のエリア画面に切り替わるんだが、切り替わると、走ってる方向が一部分かりにくく、また元のエリアに戻ってしまったりする...画面切り替わるごとにしんちゃんのスタミナも減る、エリア間移動にロードが入らないお陰で、あまり気にならないが操作し辛いなと感じた。

他にも虫あみで捕まえる際に、虫の位置が分かりづらく、何度も虫あみを振り回し捕獲するシーンを体験することとなる。これはカメラ位置がエリアごとに固定ことが原因である。

 

これは、釣りの時にも言えることで、カメラの位置が上空から、全体を映しているエリアだと釣りの時、しんちゃんが遠すぎて浮きが見えにくく、ヒットしたかどうかの判定が分かりづらく釣りをしにくい仕様となっている。

 

しかも普通のゲームだと浮きが沈むと、魚がヒットしたサインとしてボタンを押して釣り上げる流れになると思うが、このゲームは、ヒットしても浮きは沈まず、浮き周りの水の波紋で大きい波紋が出たら、釣り上げるサインとなる。

これが慣れてもわかりづらいんだよなあ...波紋の大小の違いが微々たるものなので...

もう少し波紋を大きくするなどの配慮がほしいところ。

 

 

まあ、野菜やりと収穫に関しては、種類ごとに一発で水やり完了なのと、収穫もまとめてするか半分だけ刈るか、自分でやるかを選択できるため、そこは非常に良かった♪

お店の買い物も、買う個数を選択できるのが良かった♪(当たり前の機能だがswitchのソフトはこれができてないゲームが複数ある)

 

 

次はゲーム内のミニゲーム恐竜バトルというものがあり、風間くんやボーちゃん、ネネちゃん、まさおくんに似た仲間たちと遊べるものがあり(ぼくのなつやすみでいう虫バトル)これは1週間に1度?ある大会に1回は優勝しないと物語は進まない仕様となっているのだが、これが結構キツイ...

f:id:naoki-naoki-game:20210719050550j:plain

戦闘テンポが悪いのとジャンケンして勝った方が、攻撃の運ゲータイプで大会では4回連続勝たなければいけないので、大変だ...

もう少しテンポが良いと良かったと思うのと、自分の恐竜を育成して強くする要素があると良かった。(チョコビを買ったおまけでカードが1枚貰えて、バトル開始前に1枚だけ装備して能力を上げることは出来る)

 

 

物語の流れとして、僕が感じたことは物語の前半は退屈なことが多いなと感じた。

中盤以降で懐かしい気分に浸れるようなイベントが個人的にですが、あって少しは良かったが、物語を全体的にみると面白くは、なかったなと感じてしまった。

 

 

こういう有名アニメのゲーム物って、どうしてもゲームとしての作りこみが浅くなる傾向があるように思う。

ゲームクリアした後に、ニューゲーム+という強くてニューゲーム的な引き継ぎプレイできるが、やることが虫やら魚を全種類コンプリートとかしかやることがないように思う。やりこみ要素が乏しいというか無い?と感じている。

 

このゲーム...本当にアニメ『クレヨンしんちゃん』が好きな人でゲームライトユーザーなら楽しめるかもしれないが、バリバリゲームやっているユーザーからの支持は得られないと思う。

とにかくボリューム不足なんだよな。

てか、本作みさえの扱いも酷く、物語に絡まず夜に毎回同じセリフを言うのと、日中はひたすら1台の机を拭くだけっていう影の薄さぶりww

いやもうこれ...みさえ登場させなくてよかったやろ...ってぐらい空気ww

みさえの古くからの友達の家に泊まるって設定だから、いるだけの存在に感じるわ。

f:id:naoki-naoki-game:20210719052910j:plain

1日中ひたすら1台のテーブルを拭くみさえ

 

このゲームをプレイして、良いと感じたのは景色はきれいだなと感じた。

正直、switchのゲームではPS4のゲームのリアルな景色には勝てないと思ってたが、このゲームの景色のタッチは個人的に好きでスクリーンショットを何度かとることがあった。

f:id:naoki-naoki-game:20210719053908j:plain

f:id:naoki-naoki-game:20210719053939j:plain

f:id:naoki-naoki-game:20210719054110j:plain

あと、僕はパッケージ版を購入したんだけど、特典としてサウンドトラック(これはよくあると思うが)とアンケートハガキがついていたのよ。

ハガキとか今どきのゲームには付いてた記憶がないんですよねえ。

昔のゲームには当たり前のようについていて、ハガキの切手のところ見ると、「お手数ですが50円切手を貼ってお送りください」とか書いてんの!!

アンケート答えてやるのに50円切手買ってまで出せっていうのかよ!!誰が出すか!

っていう気分になっていたのを思い出す。

 

驚くことに今回、付いていたハガキの切手貼り付け欄を見ると...

切手いらない!!

なんとまあ!!心温まるじゃないですかあ♪

昔のゲームには、ハガキが付いてるという過去の記憶を呼び起こし、リアルな世界でも懐かしところを思い出させてくれてゲーム内だけではなく、現実にもノスタルジックな風を吹き込んでくれるとは、良い演出ですわ。

更に切手はいらないという親切心♪

これはねえ...確実にハガキ出すわ。約束する!

いやゲーム中も「これは親切だな」と感じられる箇所もあったので、今後に期待できる会社だなと感じてる。

ネオスって会社が本作を作ったみたいだが、社名初めて聞いたわ(笑)僕が無知なだけだろうけど...他にもゲーム作ってるのかな?

 

 

ということで以上で感想レビューを終わりたいと思う。

ではまた♪